頭文字が"し"の用語
- 自運 自運とは、お手本を見ながら書く臨書に対して、お手本や古典を参考にしないで自分の創意に基づいて書くこと。ただ気の
- 字配り 字配りとは、字を書く時の文字の配置やつり合いのこと。書道や習字では、文字の並べ方だけでなく文字の大小も字配りに含まれる
- 執筆法 執筆法とは、書を書く時の筆の持ち方のこと。日本の書道、書写教育で使われる主な持ち方には単鉤法、双鉤法の二種類がある
- 写経 写経とは、仏教において経典を書き写すこと。または経典を書き写したものを指す。もともとは印刷技術が発達していなかった
- 柔毛筆 柔毛筆とは、柔らかい動物の毛を用いて作られた筆のこと。最も用いられているのは羊毛筆というヤギの毛を用いた筆で
- 集字 集字とは、作品を書く時に参考にするために古典から筆跡を集めること。または、集めた文字を使って文章に仕立てること。
- 収筆 収筆とは、点画を書く時の終わりの部分のこと。終筆ともいう。一画を書き終わって筆を離す部分のこと。⇔起筆
- 宿墨 宿墨とは、固形状の墨を磨って液体状にしてから時間が経過したことによって、品質的に劣化した墨を指す。磨った墨は
- 順筆 順筆とは、筆の軸を先行させて書く方法。字を書く時に筆の軸を進行方向へ傾けて書くこと。⇔逆筆軸が穂に先立って
- 潤筆 潤筆とは筆で書や絵を描くことを表すが、書道では擦れるように書くことに対して筆にたっぷり墨を含ませて書くこと。
- 松煙墨 松煙墨とは、松の木を燃やしてできた煤で作った墨のこと。煤の粒子の大きさが不揃いであるため複雑で深みのある色
- 条幅 条幅とは、書画用の紙の一種。縦136cm横34.5cmの縦長で大型の紙のこと。全紙という大型の画仙紙の横の長さが半分
- 書体 書体とは、ある一貫した特徴や様式に則った字体の集まり、文字体系のこと。例えば、漢字には篆書、隷書、草書、行書
- 初唐の三大家 初唐の三大家とは、中国初唐時代、二代目皇帝である太宗に仕えた臣下の中で特に優れていた虞世南、欧陽詢、褚遂良の
- 書風 書風とは、文字の書きぶりや趣のこと。書き手の筆圧や字のクセの他に、用いる道具や書いた場所によって字が持つ趣
- 真筆 真筆とは、手紙や書籍などの手書きの文字で、ある特定の個人が直接書いたものであることが明らかになっていること