真筆(しんぴつ)とは、手紙や書籍などの手書きの文字で、ある特定の個人が直接書いたものであることが明らかになっていること。あるいは、誰が書いたか確実に認められる作品のこと。直筆(じきひつ)、真跡(しんせき)ともいう。
真筆に対して、他人の書いた文字に似せて書くことを偽筆(ぎひつ)という。現存する古い書作品のほとんどは偽筆である場合が多く、そのため真筆は高い価値が付く。