筆跡(ひっせき)とは、筆やペンなどの筆記具を用いて直接書かれた文字のこと。あるいは、書き手の書風や癖などを指す言葉。同じ文字であっても、書き手によって筆跡は大きく異なる。ワープロや活字には見られない。
日本では安土桃山時代頃に古筆の筆跡を鑑定する専門家が現れ始め、今日に至る。自身の筆跡を隠すことを偽筆(ぎひつ)、他人の筆跡を真似て書くことを模書(もしょ)という。