洗い忘れて筆に固まった墨を落とす方法

概要

  紙・墨・墨汁・筆・硯・下敷きと、書道の道具は非常に多いものです。中でも、書道を行う上で欠かせない筆は、粗末に扱ってしまうと、すぐに書いた字の出来が悪くなってしまうことを、実感される方も多いのではないでしょうか。 ただ、大事にしないといけないと思ってはいても、洗い忘れてしまったという場面は多そうですよね。 ここでは書道をした後に大事な筆を洗い忘れてしまった場合のお手入れの仕方をご紹介していきます。

目次
筆と硯

水につけておく

 まずは、水につけておく方法です。水に長時間つけておく場合、ペットボトルを用いるのが一番身近でしょう。 ペットボトルのサイズはコンビニや自動販売機で温かい飲み物などに使われている280mlぐらいの小さなものが最適です。

 洗い方はペットボトルに水を入れ、そこにしばらく筆をつけ何度か水をかえましょう。その際、筆の先をペットボトルの口に触れないようにし、容器の底に筆をこすらないように注意します。 こすってしまうと筆を痛めることになり、結果筆の寿命が短くなってしまいます。筆はあくまで優しく扱うことが大事です。

墨が溶けたら筆を汚れてもいいタオルやティッシュで優しくくるみ、筆を毛流れにそって整えましょう。 そして筆を乾かすときには穂先を必ず下にし、吊るして乾かします。 ガチガチに固まってしまった場合は、1日では墨が溶けないこともありますがそこで諦めずに1週間ほどつけておけば綺麗に復活することでしょう。

筆専用のシャンプーを使う

 今は筆専用のシャンプーもあるのでそれを使うのも良いでしょう。 シャンプーは普段筆を洗う時にも使えるので、特に大切な筆を扱う時は使ってみてください。逆毛を立てることの無いように、シャンプーを泡立てて指の腹で優しくもみ洗いしてください。 このようなシャンプーを使う際は商品の説明をよく確認し、皮膚の弱い人はゴム手袋などで保護してください。

洗いたくてもしばらく洗えないときにはラップでくるむ

 また、万が一のために、書道道具の中にラップを忍ばせておきましょう。 食品などでも乾燥させないようにラップをかけますが、筆も同様に少しでも乾燥させない状態にしておけば固まることを防げます。洗いたくても洗えない場合が多い方にはおすすめです 。

まとめ

 筆はやはり書き終わった後すぐに洗うことが一番です。しかし、忙しかったり流しが使えなかったりすると、つい筆を洗い忘れてしまうことがあります。そのような時はこの記事でご紹介した対処法をぜひ試してみて下さい。




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