道具の扱い方の記事一覧
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剛毛筆―まとまりやすく力強い字に―
剛毛筆は硬い毛を持つ動物の毛を用いて作られた筆です。その名の通り三種類の筆の中で最も穂が硬い筆です。穂全体が茶色や黒色のものがほとんどです。
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柔毛筆―柔らかく表情豊かな字に―
柔毛筆は柔らかい毛を持つ動物の毛から作られた筆です。見た目は剛毛筆とは異なり、白い色をしているものがほとんどです。
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兼毛筆―初心者でも扱いやすい―
書道は初めてで右も左も分からない方で、どんな筆を使えばいいのか分からずお困りの方はいませんか。そんな方には柔毛筆と剛毛筆の中間的存在である兼毛筆がおすすめ
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固形墨について
学校の習字の時間、墨汁を持ってくるのを忘れてしまい、大慌てで墨の塊をこすって墨を作ろうとした経験はありませんか?固形墨は液体墨の代用品ではありません。
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下敷きについて
書道半紙は薄くて水分を吸収するので、下に何も敷かないまま字を書いてしまうと吸い込んだ墨が吸収しきれずに机や床に墨が写ってしまいます。
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筆巻きについて
筆巻とは使い終わった筆を持ち運びする際に使うものです。細長く切った竹を糸でつなぎ合わせて作られています。巻き寿司を作るときに使用する巻き簾
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筆を下ろそう
新しい筆を使えるような状態にすることを、筆を下ろすと言います。店頭で売っている筆のほとんどは毛の部分(穂)が糊で固められています。この状態の筆を固め
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墨を磨ってみよう
墨を磨るために用意するものは、固形墨、硯、水差しの三点です。固形墨は自分が使いたい墨を用意しましょう。種類によっては色の出やすさや液体になりやすさ等が異なります。
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身の回りの確認をしよう
道具を一式揃え、姿勢の知識も身に着け、筆や紙の準備も万端となり、さあ書こう!と思っている方はちょっと待ってください。その前に本当に書き始めてもいいのか今一度身の回りを確認しましょう。
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筆に慣れよう
筆の持ち方や姿勢を覚えたら、筆で書いてみましょう。初めての方は巧拙など気にせず筆に慣れるつもりで書きましょう。 ①筆に墨をつける 墨池に溜まった墨の中に静かに筆を落とします。十分な量の墨があれば筆を振ったり硯に押し付けたりしなくても筆は墨を吸い込みます。
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三折法を意識してみよう
勉強やスポーツにも基礎があるように、書道の世界にも基礎というものがあります。スポーツでいうフォームが姿勢と考えるならば、ボールの投げ方やパスの方法などに相当するものが筆法です。
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筆のお手入れ方法
反古紙やティッシュで筆についた墨をふき取ります。筆は使い終わったらすぐに洗うのが望ましいのですが、学校や書道教室などその場で洗うことが困難な場合は、先に墨をふき取っておくことが特に重要です。
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墨の後始末について
結論から言うと、余った墨は捨てたほうが無難です。というのも、墨は空気に触れた時から劣化が始まります。墨は磨った直後から成分の煤と膠が分離し始め(加水分
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硯のお手入れ方法
硯を洗わないでそのまま放置してしまうと残った墨が固まり、墨を磨ることもままならなくなってしまいます。墨は完全に乾いてしまうと水で洗う程度ではなかなか取れませんので、
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書き初めをしてみよう
書き初めとは年が明けて新年の抱負や目標を毛筆で書く行事です。通常は1月2日に行われます。もともとは宮中で行われていた儀式でしたが、江戸時代以降に庶民にも広がったと考えられています。
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短冊に書いてみよう
現代だと短冊は七夕の時に願い事を書くためのものという認識があるようですが、もともとは字を書いたり付箋に使ったりする細長い紙のことです。「日本書紀」や「続日本紀」といった歴史書にも
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色紙に書いてみよう
現代では色紙は有名人がサインを書いたり、卒業式の寄せ書きに使ったりしますが、もともとは文字通り染色した紙を指す言葉でした。平安時代ごろから屏風や障子などに詩歌を書き込むために使用した色の付いた紙を
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硬筆と毛筆の違い
鉛筆と筆の違いをご存知ですか。意外にも筆を使って学ぶ書道と鉛筆やペンを使って学ぶ硬筆では、大きな違いがあります。ここでは、硬筆と毛筆の違いについて紹介しています。
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筆記具による違い
日常生活では場面によって筆記具を使い分けますが、なぜ使い分けるのか疑問に思ったことはありますか。その答えは筆記具によって書かれた文字が与える印象が異なるためです。自分がどの目的で硬筆
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洗い忘れて筆に固まった墨を落とす方法
ここでは書道をした後に大事な筆を洗い忘れてしまった場合のお手入れの仕方をご紹介していきます。
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ぼさぼさになった筆を整える方法
ここでは、身近なものを使用し、手間をかけずにぼさぼさになってしまった筆を整える方法をご紹介いたします。