「さんずい」を楷書と行書で書くときのコツ

目次

 「へん」にあたる「さんずい」をバランス良く書くためのコツ・ポイントを学びましょう!今回は「池」「波」「海」「清」「涼」です。

キレイな「さんずい」の書き方~楷書偏~

 ポイントは以下の画像です。

楷書のさんずい解説
楷書のさんずい解説画像
楷書で「さんずい」を書くときのポイント

 「さんずい」は3画で構成されていて、偏の中では画数が少ないです。

 そのため、単調に見えないように「2画目を左側にずらして書き、立体的に見せること」がポイントです。

 また1画目と2画目の間(余白)よりも、2画目と3画目の間(余白)が広くなるように配置することでバランスが良く見えます。

キレイな「さんずい」の書き方~行書偏~

行書のさんずいの解説
行書のさんずいの解説画像
行書で「さんずい」を書くときのポイント

 楷書との違いをはっきりと出すために、2画目と3画目を繋げて書き行書の特徴である「点画の連続」を強調しました。

 また、ごんべんの行書体と字形が似ているため、2画目の角度に注意しましょう。

「さんずい」の漢字を書くときのポイント

 「さんずい」は水に関連した漢字で使われていることが多いです。

 ここでは「池」「波」「海」「清」「涼」を楷書と行書で書いたお手本をご紹介します!

 旁の画数に関係なく「さんずい」よりも「旁」の横幅を広く書くことにより、バランスが良く見えます。

楷書と行書で書いた「池」
「池」の書き方のポイント
楷書と行書で書いた「波」
「波」の書き方のポイント
楷書と行書で書いた「海」
「海」の書き方のポイント
楷書と行書で書いた「清」
「清」の書き方のポイント
楷書と行書で書いた「涼」
「涼」の書き方のポイント

 こちらのお手本をぜひ参考にし、あなたも美しい文字を書いてみてはいかがですか?