書道アート・デザイン書道について

目次
書道

書道アート・デザイン書道とは?

 書道アート・デザイン書道は、墨を使い書かれた文字作品のことで、あえて文字を崩しアートのように表現されています。学校で習う習字と違い、とめ・はね・はらいなど細かな決まりなどはなく、少し崩したり、線の太さを自由に変えてみたりととにかく自分の思いなど個性をたっぷり詰め込んだ文字や色にすることができます。伝統ある書道に、斬新な発想と新しい技法を加えた、いわば「最先端な伝統」とも言えるでしょう。

 近年では、広告やテレビ番組のタイトルロゴに使用されたり、有名ホテルに飾られたりもしていて年々知名度を上げています。文字として読めるというだけではなく、見る人にメッセージを印象づけるために書道アートやデザイン書道の自由で芸術性の高い表現が注目され、多くの場面で取り入れられているのです。インテリアとしてデザイン書道の作品を購入する人や、自ら書道アートを始める人など、新たな趣味として生活に取り入れる人も増えました。

書道と書道アート・デザイン書道の違いは?

 一番の違いは、お手本があるかないかです。

 書道は臨書をすることで、文字の組み立て方や作品の奥深さ、芸術性に触れます。一方の書道アートやデザイン書道には、お手本はありません。形やルールがある中で芸術を学ぶのが書道、個性を形や色で表現するのが書道アートやデザイン書道なのです

書道アートとデザイン書道も実は少し違う?

 書道アートのことをデザイン書道と呼んだり、その反対もあったりと、同じ意味で使われることも多いこの2つの言葉ですが、全く同じ意味というわけではありません

 書道アートは、商用目的・個人使用目的問わず、書き手の感性を表現するために書かれることが多いです。今の自分の気持ちや書きたい文字への強い思いを込めて書き、文字に絵や色を足すなど、書き手のオリジナリティが出せる分、発想力が問われます。対するデザイン書道は、一般的に商用目的の素材として扱われ、依頼主の要望のために書かれることが多いです。書き手は自由な発想よりも、依頼主の意図をくみ取る力が必要になります。

 注目度が高まってきたこともあり、一般の書道教室に書道アート・デザイン書道コースが設けられるケースも増えてきました。中には完全に書道アート・デザイン書道の指導に特化した教室もあります。書道アート・デザイン書道を始めてみたいと思われた方は、教室のホームページ等で紹介されている作品例を見ながら、「こんな表現ができるようになりたい」と思える教室を選ぶとよいでしょう。

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