集字(しゅうじ)とは、作品を書く時に参考にするために古典から筆跡を集めること。または、集めた文字を使って文章に仕立てること。よく刑事ドラマで見られる犯人が犯行声明に使う怪文書を想像すると分かりやすい。
例えば『集字聖教序』(集王聖教序ともいう)という作品は、太宗が書いた『聖教序』という文章を、王羲之が書いた文字の中から必要な字を集めて碑に刻したものである。