しゃきょう 写経

 写経しゃきょうとは、仏教において経典を書き写すこと。または経典を書き写したものを指す。もともとは印刷技術が発達していなかった古代において、仏道修行や仏教を広めるために経典を手書きで書き写していたが、月日が経つにつれて次第に祈願や供養のために行われるようになった。現代では集中力、忍耐力の強化や精神の安定のためにも行われている。