しょとうのさんたいか 初唐の三大家

 初唐の三大家しょとうのさんたいかとは、中国初唐時代、二代目皇帝である太宗に仕えた臣下の中で特に優れていた虞世南欧陽詢褚遂良の三人を称した言葉のこと。いずれも王羲之の書を手本としており、成立しつつあった楷書体を完成させた。代表作には欧陽詢の『九成宮醴泉銘』や褚遂良の『雁塔聖教序』などがある。