欧陽詢(おうようじゅん)とは、中国唐の時代の政治家であり書家。初唐の三大家、唐の四大家の一人。虞世南、褚遂良とともに王羲之の書体の流れを汲んだ楷書を完成させた。
代表作に楷書の最高傑作と言われる『九成宮醴泉銘』や『温彦博碑(おんげんはくひ)』などがある。日本では昭和時代から欧陽詢の書風が初等教育の手本として取り入れられた。