短歌(たんか)とは、和歌の形式の一つで、五・七・五・七・七の形をとるもの。合計で31字であることから、「三十一字(みそひともじ)」ともいわれる。現代では和歌と言う場合は短歌を指すことが多い。
短歌には意味やリズムに切れ目を付ける「区切れ」や、反復法や倒置法といった「修辞技法」といった技法が多く使われる。短歌から連歌(れんが)や俳句といった新しい歌の形式も派生した。
短歌を書く時は散らし書きの構成を取り、文字を続けて書く連綿や変体仮名が多く見られる。また、短歌の技法も意識して連綿や墨継ぎをしなければならない。