筆遣いの記事一覧
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筆に慣れよう
筆の持ち方や姿勢を覚えたら、筆で書いてみましょう。初めての方は巧拙など気にせず筆に慣れるつもりで書きましょう。 ①筆に墨をつける 墨池に溜まった墨の中に静かに筆を落とします。十分な量の墨があれば筆を振ったり硯に押し付けたりしなくても筆は墨を吸い込みます。
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三折法を意識してみよう
勉強やスポーツにも基礎があるように、書道の世界にも基礎というものがあります。スポーツでいうフォームが姿勢と考えるならば、ボールの投げ方やパスの方法などに相当するものが筆法です。
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筆画と書道の基本
漢字を構成する要素であり、最小の単位のことを筆画(ひっかく)、あるいは点画(てんかく)といいます。筆画の数のことを画数、筆画を書く順番のことを筆順といいます。「点」から「折」までの八つの
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点の書き方
全ての画の基本となるのが点です。点は打ち方次第で文字の表現やバランスを大きく左右します。ただ何も考えずに点を打てばいいという訳ではありません。点も短い画でありながら起筆・送筆・
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横画の書き方
書道では、横線のことを横画(よこかく・おうかく)といいます。横画を書く時に、ただ何も考えずに線を引けばいいやと思ってはいませんか。横線にもちゃんとした書き順はありますし、
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縦画の書き方
縦線のことを縦画(じゅうかく・たてかく)といいます。縦画もとりあえず上から下へ何気なく線を引くように書いていませんか。縦画も横画のように種類があり、種類によって書き方も違ってきます
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はらいの書き方
はらいには左払いと右払いの二種類がありますが、それぞれ二折法と三折法の書き方があります。 三折法の左払い ①起筆 左下へ動くことを意識して筆を下ろす
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折れ・はねの書き方
折れやはねも、文字を書く上で欠かすことができないパーツです。組み合わせによってバリエーションのあるパーツですが、書き方はさほど難しくありません。ここでは基本的な折れとはねの書
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永字八法の書き方
永字八法(えいじはっぽう)とは、「永」という漢字に書に必要な8つの技法が含まれていることを表した言葉です。この記事では、「永」の字の書き順に従って書くパーツの書き方を紹介
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楷書について
楷書はほとんどの人が見慣れた書体であると同時に、習字の基本を学ぶ上で欠かすことのできない書体です。楷書で学んだことは草書や行書を学ぶ上で非常に役に立ちます。楷書の特徴や書く
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行書について
楷書を少しだけ崩したような書体である行書は、楷書と隷書の中間的な存在であると思われがちです。しかし、行書はそんなに単純な書体ではありません。ポイントさえ押さえればそれ
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草書について
日本語の筆記体のような書体である草書体は、書くことはもちろん、読み解くことがとても難しい書体です。日常生活でも老舗飲食店の看板や商品のデザインに使われているのを見るくらい
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隷書について
隷書という書体をご存知でしょうか。聞いたことがない方がほとんどだとは思いますが、現代でも意外なところで隷書を見ることができます。例えば、日本の紙幣に書かれている「日本
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篆書について
印鑑やパスポートに書かれている字で、何が書いてあるのか分からない記号のような字を見たことがありませんか。それは、篆書という書体です。現代ではおそらく最も触れる機会が少な
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かなと漢字の違い
現代の日本では中国で生まれた漢字と、漢字を基に日本で独自に作られたかな文字の両方が使われていますが、漢字とひらがなの違いというものを明確に理解していますか。かな書道を
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筆は立てるか否か —直筆と側筆—
基本的な書き方で紹介してきた執筆法は、あくまで基本にすぎません。まだ他にもさまざまな用法があります。必須ではありませんが、身に着けておくとより表現豊かな書を書くことができます。
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引く筆と押す筆 —順筆と逆筆—
何事も最初が大事とよく言われますが、書道も同じです。書道における最初は書き始めである起筆です。この起筆を変化させることで字全体を味わい深いものに変化させることができます。ここでは
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筆先の形に注意する —露鋒と蔵鋒—
まだまだ書道の技法には色々なものがあります。「露鋒(ろほう)」と「蔵鋒(ぞうほう)」という技法もその一つです。おそらく小中学校の書写の時間ではほとんど聞くことはない用語だと思わ
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硬筆と毛筆の違い
鉛筆と筆の違いをご存知ですか。意外にも筆を使って学ぶ書道と鉛筆やペンを使って学ぶ硬筆では、大きな違いがあります。ここでは、硬筆と毛筆の違いについて紹介しています。