布置章法(ふちしょうほう)とは、文字の配列具合によって行の構成の仕方や中心の取り方を考え、作品全体を組み立てて調和と変化を図ること。布置法と章法の二つに分けられる。布置法は字配りや配置など全体のまとめ方を指し、章法は行の構成や文章全体のバランスの取り方を指す。
同じようなバランスの取り方として間架結構法があるが、間架結構法では文字一つ一つの形を整えるのに対して、布置章法では文章や作品全体のバランスを考える。