卒意(そつい)とは、書展に提出する、誰かに見せるといった制作意図や目的を持たずに、ただ心のままに作品を書き上げること。率意とも書く。書道では、手紙や日記作品を卒意の書とする場合がある。
展示用の書は練習や下書きをするのに対して、卒意では心のままに筆を動かすため、基本的に下書きや練習は行われず、短い時間で書かれるものが多い。