はんし 半紙

 半紙はんしとは、書画用の紙の一種で、24.3×33.3で、B5サイズの紙とほぼ同じ大きさをしている紙。半紙にはパルプを用いて作った機械抄きの半紙と、和紙と同じ原料や製法で漉いた半紙の二種類がある。

 かつて手漉き和紙の基準寸法となっていた紙(全紙)、その中でも有名な杉原紙という紙を、半分の大きさになるように裁断した紙であったため半紙と呼ばれていた。現代で使われている半紙は最初から半紙サイズで抄かれているものが多い。