書道教室の選び方

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書道教室

書道教室の選び方

 日本全国には一万件以上の書道教室があるようです。近所の書道教室に通いたくて調べてみたら意外とたくさんあって、どの教室を選べばいいか迷うこともあると思います。ここでは、数多くの書道教室の中から通う教室を選ぶ際にどこに注目すればいいのかを紹介します。

先生で選ぶ

 最も見るべき点は先生がどのような人であるかという点です。具体的にどの辺りを見ればいいのかというと

  • 指導が分かりやすいか
  • 自分の書風を押し付けてこないか
  • 展覧会への出品を強要してこないか
  • 単に相性がいいか

だいたいはこの四点です。

 やはり習い事ですから、先生の指導が分かりやすいという点が最も大事です。どんなに優れた字を書く先生でも指導が下手ならば何も得ることができません。同じ理由で相性も大事です。心から尊敬できる先生であれば書道への意欲も必然的に高まります。展覧会に関しては、教室によって任意で出品するところや強制的に出品させられるところもあります。展覧会には興味ないのに出品を強いられるのは苦痛ですので任意で出品できる教室を選びましょう。その逆もまた然りです。

 書風に関しては、書道を学びたい方にとってはとても重要です。指導を受けている以上、先生の書風に影響されてしまうのは仕方のないことです。中には自分独自の書風で書きたいのに、先生に書風を押し付けられて嫌になってしまう…という方もいると思います。自分の個性を引き出してくれるような指導をしている先生を見つけましょう。

お月謝で選ぶ

 お月謝も案外馬鹿になりません。地域によりますが子供向けだと月3000円~4000円、大人向けだと5000円~10000円が相場です。そこに筆や半紙などの書道道具の費用が掛かります。特に、書道道具は腕が上がれば上がるほど高価なものを求められるようになります。このくらいの値段だったら払えると納得がいくところを選びましょう。

お稽古のスタイルで選ぶ

 書道教室によってお稽古の方法はそれぞれです。教室によっては低い机に正座で書くところもあれば、椅子に座って書くところもあります。個人経営の少人数指導の教室から、学校のように複数の先生がいたり、生徒も十何人もいたりと大規模な教室まであります。また、下敷きや文鎮といった書道道具も教室側で貸してくれるところから自分で用意しなければならないところまで様々です。この辺りのリサーチも欠かさないようにしましょう。

流派で選ぶ

 書道にも華道や茶道といった他の伝統的な芸道のように流派や会派があります。自分が学びたい流派がある場合は迷わずその流派に所属する教室を選ぶようにしましょう。流派にはこだわらない方や、単に字がうまくなりたいだけの人はこだわる必要がありません。ですが、流派によっては漢字を中心とするところ、かなを中心とするところ、伝統的な書道、現代アート的な書道etc.と特色があるのである程度は調べてみた方がいいでしょう。

 どちらかというと本格的に書道を始めたい大人向けの基準です。子供に習字を学ばせようと考えている方はあまり気にしなくても大丈夫です。

書道で段位を取りたい方へ

 書道で段を取りたいと考えている人はなおさら流派には気を付けましょう。段位というものは取得した団体の中でしか効力を発揮しません。詳しくは「段位・資格について」の記事で説明します。

 以上4つの基準を挙げましたが、とりあえずは一度体験教室に行ってみて判断するといいですね。