ぎょうしょ 行書

 行書ぎょうしょとは、漢字の書体の一つ。5つある書体のなかで四番目に誕生したと考えられている楷書と同じく、隷書から派生した書体。隷書をより早く書けるようにするため、点画の所々で続け書きや、省略、筆順の逆転などが見られる。

 行書の代表作は、王羲之の「蘭亭叙」や、顔真卿の「祭姪文稿」などがある。