しっぴつほう 執筆法

 執筆法しっぴつほうとは、書を書く時の筆の持ち方のこと。日本の書道、書写教育で使われる主な持ち方には単鉤法双鉤法の二種類がある。

 この他にも撥鎧法はっとうほうという持ち方や、明治時代の書道家である日下部鳴鶴くさかべめいかくが編み出した廻腕法かいわんほうといった持ち方もある。また、日本と中国とでは執筆法は大きく異なる。